2008年4月24日木曜日

LD研究会

今日は、久々にLD研究会というのにいってきました。

自分の卒論の候補地「利賀村」と出合った所です。

今回はファイザー製薬のCSRについて、ファイザーの人が語ったわけなんだが、CSRについては自分も色々と思うところがあったので、楽しかった。(ファイザー企業市民レポート2007(PDF))
ファイザーがCSR活動をやる理由として「社員の意識改革」「ヘルスケア関連団体を支援することで会社に対する認識を改善する」とかは、とても納得できるし 製薬会社って嫌なイメージがつき物だから、そういうことも必要のだろうと思います。
しかし、会社の社会的責任の中で 法律遵守 制度遵守 安全確保 等と並んで「社会貢献」が入っていて、その中にCSRが入っているというはじめの前提だけ 少し納得が出来ないので聞いてみた。

「なぜ利益還元をユーザーに対して、価格低下という形ではなく、CSRとして行うのか。また、(純粋な)社会貢献を企業が行う意義はあるのだろうか」ということを聞いてみた。
とても、丁寧に答えてくださるいい方で、1点目に関しては、確かにその通りだし、そういう指摘も受ける。だが、流通の過程等で価格低下は直接的になかなかユーザーに伝わりにくい。だから目に見えやすいこのようなヘルスケアに関連したCSR活動を行うことに意味があるのではないかとのことでした。
2点目は、確かにその通りで、ファイザーはやはり自分たちの企業が出来る範囲、製薬と関係した範囲での社会貢献活動を行っている。僕がある森林と関係ない会社の植林とか訳分からん的な話をしたら、「あそこは森林を植えることで災害が防止され、それが結果的に保険会社のためになるといってるらしいよ、それって可笑しいよねw」という話になりました。

この研究会の参加者は企業の方、マスコミの方、省庁の方、学生、教授など、それぞれ立場が違って意見が違う人たちがたくさんいて、本当におもしろいです。今日の懇親会でも それぞれの人が雑多な話をしながら、企業によっても意見が違うし、役人はこういう風に言うのかとか聞いているだけでも楽しい会でした。

まぁ、何か、これが縁で なぜか江戸川大学の鈴木先生の授業の中で利賀村について発表することになりましたが、楽しんでいきます。あと、実はGWにも利賀村に行きます!

今日、新しく会った様々な人々との出会いを、また大切にしていきたいですな~~。

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